嫌な月曜日ほど早めに起きて、
フルーツ等で血糖値をあげて、
自分の好きなコーヒーたてて、
朝から時間に余裕を作る。
そうすることで時間の余裕が心の余裕になるような気がする、
アイボパパです。
みなさん、どれくらい睡眠していますか？
世界の睡眠事情の比較すると、
日本人は睡眠が少なく、通勤時間が長くなると睡眠が短く傾向があるようです。
日本人は男性・女性ともに睡眠時間が8時間未満で、
世界主要国29カ国の中で韓国に次いで2番目に短く、
世界的に見て睡眠不足の国と言うことがわかります。
そんな状況なので、週末に「寝だめ」しようと思うのも無理もないわけです。
ですが、寝だめはできないと言われています。
生物は地球の自転による24時間周期の昼夜変化に同調して、
1日の周期で体内環境を積極的に変化させる機能を持っています。
もちろん人間においても体温やホルモン分泌など、
約24時間周期のリズムがありサーカディアンリズムと呼ばれています。
※これらを調整するのは、脳内の視床下部の視交叉上核に存在しています。
ヒトの体内時計の周期は24時間よりも若干長いため、
日長時間の季節変化や、時差地域一致させることが可能になっています。
つまり多少の夜更かしができるのも、この周期のズレが許容してくれていることになります。
週末に寝すぎると週明けがダルイなんて現象が起こるのは、
周期の許容されているズレから大きく外れることで、
サーカディアンリズムが崩れて、逆効果になってる証拠なのです。
また、米コロラド大学睡眠研究所が発表した論文では、
平日に続いた睡眠不足を週末の寝だめで補おうとしても、
平日になってまた睡眠不足が続けば、
体内で血糖値をうまくコントロールできない状態は改善されない。
再び睡眠不足の生活に戻れば、
長期的な健康に悪影響を及ぼしかねない。
睡眠不足の人ほど夜間の軽食をとる確率が高く、
体重増加傾向にあるとしています。
また、睡眠不足は様々な研究論文によって、
がんや糖尿病、高血圧など生活習慣病が1.5から2倍に上昇することが明らかになっています。
いかがでしたか？
睡眠不足になりがちな人は多いと思います。
私自身も睡眠時間を削ることが多いですが、
普段の睡眠が健康にとても重要なので、
早めの就寝を心がけたいと思います。
原著論文はこちらPubMedCLOUD
参考CNN.co.jp : 週末の「寝だめ」は逆効果？ 健康への悪影響指摘 米研究 - (1/2)
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