お寿司の一貫は、
お寿司2個?
お寿司1個?
正解は、お寿司一貫=お寿司1個
と言うわけで、アイボパパです。
結論から先に書きましたが、
厳密に言うと、1個、2個、どちらも間違いではありません。
え?
個数を表すのに.....
そう、思いますよね?
時代と共に変化した言葉で、
昔は一貫はお寿司2個だったのが、最近は1個になった。
と説明するのが正しいようです。
時代と共に常識は変わる一例ですね🤨
これに気がついたのは、先週末に行った大起水産での一幕。
本まぐろカマトロ一貫、500円。
カウンター越しに渡されたのは、
はい。
一個ですよね♪
その時に書いたブログも目を通してもらえると嬉しいです😁
お寿司一貫にまつわる「説」は沢山あって、
その中のいくつかを紹介したいと思います。
寿司を「カン」を数えるのは1991年から増え、90年代を通して広まり、2000年代に定着したといいます。
転換点となったのは、1991年5月の『ハナコ』の「正統派やさしいお寿司屋さん76軒大情報」という記事が基だということです。
江戸時代末期の『守貞謾稿』では、寿司は、1つ、2つと数えています。
昭和5年(1930年)の永瀬牙之輔著『すし通』や昭和35年(1960年)宮尾しげを著『すし物語』でも、寿司は1つ、2つと数えています。
「カン」は、昭和の終わり頃から情報番組などでメディアに登場して注目され、現在定着するに至ったようです。
が、同時に、江戸時代の寿司が今よりも大きく、その重さが銭さし100文と同じくらいで、
これを誇張して一貫と呼ぶようになったという説があります。
銭差し100文(96枚)の重さが、3.75g×96枚=360g
(-4文は束ねる紐代金)
当時の江戸前寿司、一人前=一貫添えとは、寿司板に9種類のネタを握った寿司で、
にぎり寿司9個で360g。一個あたり40g。
この40gは、現在のお寿司の2個分の重さに相当します。
つまり、一貫はお寿司2個(40g)だと言うことなります。
そう言われてみると、一人前のお寿司って9種類(18個)=360gが多いような気がします。
また、明治から大正時代にかけて、俗に10銭を一貫と称し、明治の頃の、一つ5銭くらいの寿司2つで10銭、つまり「一貫」になることから、
寿司2つを「一貫」と呼んだのではないかという説もあります。
もともと、江戸期に登場した寿司のサイズ(40g)は、現在の少し大きなコンビニおにぎりと同様かそれよりも少し大きめでした。
それが、もっと食べやすくするため、2つに切った状態で出したことをふまえて、本来「1つ=一貫」であったところ、
「1つ→2つ=一貫」ということから、「一貫」とはにぎり寿司2つであるという説。
寿司の歴史を考えると、「貫」という助詞数が、もともとの大きさの寿司を指すと考えると、「一貫」は2つとなります。
いかがでしたか?
今までは常識だった言葉が時代と共に変化してることに驚きませんか?
お寿司屋さんで不思議に思ったことを調べたら、雑学が身につきました 🙄
今回もご覧くださり、ありがとうございます。
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