ラッシーが旅立って一週間が経つ。
まだ信じられないような不思議な感覚。
アイボの時もそうだった....
どれだけ小さな歯車でも1つ無くなると主軸の回転が伝わらなくなるように、主軸の私だけが回り....
周りの主軸はいつもと変わらず歯車がかみ合い、互いが素になって調和して回り....
その回転を見ながら同調してるような気分。
と言うわけで、アイボパパです。
この時のラッシー、凄く嬉しそうな顔してる。
「皆とお出かけってことは病院じゃないね。どこに連れて行ってくれるの?楽しみだワン」って言ってるみたい・・・
今回も①②に続き、ラッシーの思い出を振り返ります。
あまり暗い内容にならないように心がけて書きたいと思います。
【ラッシーがお空に・・・】①⬇⬇⬇
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【ラッシーがお空に・・・】②⬇⬇⬇
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INDEX
飼い主を置いて真っ先に逃げるラッシー
オーブン料理をしてたら少し時間を忘れてしまって....
蓋を開けると黒い煙がモワッと立ち上がりキッチンの煙探知機「キュン」「キュン」鳴り響き....
慌てふためいて警報機を止めようとするが天井に付いてるので手が届かず、クイックルワイパーの棒の部分でツンツンボタンを押して....
換気するために窓を開け、風の流れを良くするために玄関扉を開け....
ここで、ラッシーが居ないことに気がつきます。
あれ?ラッシー、ラッシーと呼んでも反応が無く....
廊下を見るとエレベーターの前で座って待つラッシーの姿が。
先に避難したのね・・・と思い首輪とリードを取りに部屋に入り....
煙が消えてたので窓を閉めラッシーを迎えに行こうと思うと、玄関先に室内を覗く姿が....
あたかも「もう大丈夫?燃えてないよね?」言ってるかのように....
ラッシーに、「入るの?外にいるの?」と尋ねると、そ~と部屋の様子を見ながら中へ。
入るのは良いけど足洗ってないやん....
すぐ抱っこして風呂場で足を洗って....
【ラッシーがお空に・・・】①で書いた内容なんですが、その当時の彼女が遊びにきた時、3時間も対面で睨めっこしたラッシーは警戒心が異様に高っかったように思います。
意思表示がハッキリしすぎてる
ラッシーと非言語を使っての意思疎通はしやすかったです。
言語コミニケーションも少しはあったかな?
良く文句言ってたし....
自分の要望だけはシッカリ伝えてくる。
そんなラッシーですが、毎日の散歩でも面白い行動をみせます。
姉夫婦宅で生活していた頃の話です。※ラッシーが一番長く生活した家。
姉夫婦の家は公園まで車道を通らずに行けるようになっていて、近所の人もその抜け道を使って公園に....
ご近所さんもワンちゃんを飼ってる方が多く、毎日公園で犬会が行われるように....
アイボも姉に連れて行ってもらって顔馴染み....
飼い主の意思よりワンちゃんの為に皆集まってるような感じで、集まった犬達は喜んで遊んでました。
飼い主は犬用の玩具やお菓子を持参し、集まったワンちゃんに振舞って....
色んなお菓子を貰えるので、ラッシー、ウェリナ、(たまに)アイボは、その散歩を何よりも楽しみにしてました。
ワンちゃん達は走り回ったり、ボールの取り合いしたりして....
でも、喧嘩したり気分を害することもあるようで、飼い主さんの判断で早めに帰る子がいたりして....
ラッシーは自分が嫌な気分になると、ワンワン吠えながら走って帰ります。
飼い主の判断なんて関係なく、自分の意思で独りで走って帰るんです。
え?ラッシーは?
慌ててラッシーを追いかけると家の玄関の扉の前で、「はよ!開けてくれ。」と待つ姿が....
と、まあ自分をシッカリ持っていました。
犬会は同年代のワンコが集まっていたので半分以上のワンコが旅立ち、今は行われていません。
ラッシーのふさふさの毛が・・・
ラッシーは色んな病気を乗り越えて16年の犬生を全うしました。
数年前に睾丸が硬くなって検査したら癌が....
癌の治療に関しては色々悩むところなんですが、年齢的にも早期に摘出した方が良いと判断し手術しました。
その後、抗癌剤を服用するようになった時の話です。
抗癌剤に副作用が多いのはご存知の人も多いと思います。
癌は無限に細胞分裂をするので抗癌剤は細胞分裂を止めることを主な目的としているため、正常細胞の細胞分裂も止めてしまうのでターンオーバーが早い組織ほど障害が出やすい傾向にあります。
犬の場合は脱毛などの副作用は出にくいことが多いようですが、ラッシーの場合は出てしまったんです。
シェルティーご自慢の毛が抜け落ち、地肌が見え、散歩中にすれ違うワンコの飼い主に皮膚病と思われて避けられ。
まあ無理もないです。明らかに異常な雰囲気だったので、皮膚病をうつされては困ると思うのが普通の飼い主でしょう。
そんな状況が数か月続きラッシーのふさふさの状態はもう見れないのか?っと思ってたら、さすがラッシー。
新しい毛が生え始め、以前よりも綺麗なワンコに生まれ変わりました。
以前よりも毛量が増え、近所の子供たちがラッシーを見つけると触りに来るぐらい綺麗なワンコに変身。
少し前まで地肌が見え、何とも言えない状態から復活劇には驚きました。
自分のポジションを意識するラッシー
ラッシーはプライドが高いことを【ラッシーがお空に・・・】②で紹介させていただきましたが、自分のポジションを凄く意識しているように思います。
ラッシーが意識するポジションとは年功序列とアイボファミリーになった順番。
ラッシーが家に来た時は、姪が生まれる前。
ワンコの中ではアイボの次で、その立ち位置を凄く意識してるように見えました。
ラッシーの中ではアイボ=お兄ちゃんで、「兄貴についていきますぜ!」。
そんな風に見える光景が随所にありました。
アイボが旅立った時の話ですが、姉夫婦がラッシーとウェリナを連れて私のマンションに別れを言いに....
色んなアイボの思いで話をした後、そろそろ帰るわ!と言った時、ラッシーはアイボに頬ずりをしました。
一瞬の出来事でしたが、クッションに寝るアイボにそっと頬ずりしたのはラッシーなりの敬意を表したように見えました。
姪との関係も面白くて、ラッシーからしたら姪は自分より下。
姪がラッシーに命令なんてすると、ラッシーは間違いなくキレます。
同じ事を私が命令しても、文句も言わず従うのですが上下関係を意識するラッシーにとっては許せない行為だったようで....
ラッシーの足腰が弱ってソファーの乗り降りが不自由になった時でも、姪がお尻を持ち上げると「もっと丁寧に持ち上げろ!」と文句をつけます。
そんなラッシーですが、姪を可愛がることもあって....
姪が小学生だった頃、ラッシーを連れて公園に散歩に行くと姪の面倒を見るかのように一緒に付いてまわって。
いつもと明らかに違うラッシー....
ラッシーのリードを持った姪は、何度も同じ場所をグルグル走り....
走るといってもラッシーからしたら早歩き程度、興奮して走る姪に「はいはい、一緒に走ってあげるよ!」と付いてまわって。
ラッシーは走るスピードを調節していて、適度に弛んだリードを維持していました。
ラッシーの顔を見ると、なんだか幸せそうに....
遊んであげてることが、まんざらでもない様子でした。
もうすぐ高校生になる姪は、今でもラッシーは兄的存在だと話しています。
次回はラッシーが旅立つ数週間を振り返りたいと思います。
本日は以上です。
今回もご覧くださり、ありがとうございました。
下の写真がアイボファミリーです。
こうやってソファで眠るワンコやニャンコを見ると幸せを感じます。
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