こんにちは。アイボパパです。
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「アイボが旅立った原因を、少しマニアックに究明してみた!!①」の、続きです。
前回のブログはアイボが旅立った日の、一連の流れを書いたものです。
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目次
肺炎
アイボの診断結果の一つが、肺炎であった事。
肺炎を大別すると、以下の2種類があります。
高齢の為、免疫力低下に伴う病原体(細菌 ウイルス 真菌、寄生虫など)の感染による、いわゆる肺炎
もう一つは、誤嚥性肺炎(嚥下機能低下等で気管に、食べ物、細菌、胃液等が流れてしまい肺炎を引き起こす場合)。
無理に食べさせ始めた経緯
もともと、食が細かったですが、去年(2018年6月)、腎疾患を患って腎臓サポート食に変えてからは一気に食欲が落ちていました。
肺水腫(心臓弁膜症)、腎疾患と続いたので、体重の低下が著しく(2.1㎏→1.7㎏)、免疫力の低下を懸念し病状の安定を見ながら増量し、5か月かけて適正体重に戻しました。
2016年 膵炎前:2.2㎏ → 膵炎後:2.0㎏
2018年 肺水腫前:2.1㎏ → 腎疾患後:1.7㎏ → 病状安定 → 5か月後:2.1㎏
この増量中は、朝7:00と夕食19:00は無理に食べさし、夜食22:00は自分で食べるような感じでした。
ところが、2019年1月の半ば頃から、食欲が完全に無くなったのです。
その判断基準は、好物も食べなくなったから。
腎疾患後は、犬の好物であろう蛋白質に制限が入り、ドッグフードにトッピングしていた肉類が食べれなくなってしまってたので、フルーツをあげて。
夏は、梨を。冬はリンゴ、柿。このフルーツだけは、夜食22:00に自分でご飯を食べた後、必ず「フルーツ頂戴」と貰いに来てました。
可愛かったなー。夜食後に必ず、ちょーだい!
フルーツを与えると、「シャリ シャリ」って噛む音がして、飲み込むと、もっと、ちょーだい!
糖分の事も考え、あまり沢山はあげれませんが、毎日、喜んで食べてました。
1月の半ばから、大好物のフルーツも食べなくなり、リンゴに飽きたのかも知れないと思い、夏に喜んで食べてた梨を購入しても食べませんでした。
その頃には、自分で唯一食べてた夜食も食べなくなり、朝、夕、夜の3食を無理に食べさすように。
食に楽しみが無いなんて、可哀そうで動物病院の先生と相談して、様々な方法を試みましたが無理でした。
肺炎を引き起こした時期
そのまま食べない状況が続き、2月、3月と過ごす事になりますが、3月の中盤には食欲がある日もあって牛肉を食べたり、リンゴを食べる日も出てきてました。
それに伴い体調も良いように感じられ、2018/3/28にセカンドオピニオンした際は、レントゲン、血液監査値は奇跡と思えるほど良い結果に。
とても、嬉しかったのを覚えてます。
その時の血液検査値を添付したブログです。
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では、いつから肺炎になったか?
時系列を書き出して、整理してみます。
3/28:病院の検査結果より、これまでの間は、無理に食べさせてたが誤嚥していない
3/29:特に変わり無し
3/30:少し体調が優れない感じ(高齢犬の日内変動かな?)
3/31:少し体調が優れない感じ(高齢犬の日内変動かな?)
4/1:頻呼吸(早い呼吸)を確認
4/2:頻呼吸
4/3:セカンドオピニオンした病院に受診
4/4:従来の病院に朝入院、夕方16:00に他界
3/29~3/31の間に誤嚥し、肺炎を発症した可能性が高い事になります。
最大の失敗 可能性①
29日~31日(3日間)の食事は、無理に食べさせていましたが、今までと変わりは無く、特に問題無いと思います。
(この時期に、アイボの嚥下機能が著しく低下した場合はわかりません。)
思い出してみると、1つ気がかりな事があります。
何日か覚えてませんが、夜食の時間にボン(アイボ)が熟睡していて、無理に食べさすのが可哀想と思ったんです。
それでも薬は飲まさないと。そこで錠剤の薬と、犬用のチュール(とろみ状の栄養補助食品)を与えました。
少し顔を上げた状態で・・・
この時、一瞬、むせたような感じがありました。
あの時、状態を完全に起こしてればなー・・・
この一瞬、誤嚥した可能性が高いです。(これだけでは、肺炎にはなりません)
最大の失敗 可能性②
元気な時は、散歩に行った後、必ず洗面台で足、目の周り、口の周り、歯磨き、お尻洗いをしてました。
しかし、1月の中旬、ご飯を受け付けなくなってからは、しんどそうな事もあり、歯磨きを簡易的に行うようになり。
最後の簡易歯磨きは、3/31にしています。その後、体調不良でしていません。
このような状態になると口腔内が不衛生になり、口の中の菌が気管を通って誤嚥性肺炎を引き起こす事もあります。
ですが、ボンは4日前に歯磨きしてる事を考えると、そこまで汚く無いと判断できるし可能性は低いと思います。
肺炎になった原因の考察
確定診断は出来ませんが、肺炎にかかってた事は事実。
誤嚥性肺炎の可能性が高いと思える事。
誤嚥した可能性が高いのは、犬用のチュール。(チュールは、誤嚥しにくいようになってます。与える時の姿勢の問題。)
つまり、アイボパパが誤嚥させた可能性が高い事になります。(チュールの誤嚥だけで発症したわけではありません。)
ボン、ゴメンよ!あの時、もう少し上体を起こしてあげれば、むせなかったよな。
(※肺炎が、直接の死因ではありません。要因になってると思いますが…)
少し長くなりそうなので、次回に続くにしたいと思います。
次回は、「肺炎かもしれない」と判断するのが遅れた理由から書きたいと思います。
最後まで、お付き合い頂きありがとうございます。