事故車の線引き 明確な基準はあるのか? ①の続きです。
①では事故車の概念は、一般の方と業者との間に幅があると言うことでした。
具体的に言うと、一般の方が言う事故車は過去に事故を起こした事があるか無いかに対して、中古車業者はフレームに損傷があるか無いかで判断してると言う内容だったと思います。
ということで、アイボパパです。
みなさん、事故車がダメと思ってますよね?
実はそうでも無いんです。
一般の方が評価する過去に事故がある無しで分けた場合の事故車は、全く問題無い車も相当数含まれます。
※業者レベルの修復歴有りは駄目な場合も多いです。
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判断方法(修復歴有り)
業者が修復歴ありとしている中古車は、車の骨格に問題があるので辞めとくのが無難です。
それでも金額が安いなどの理由で、購入を考える人もいるでしょう。
決してダメとは言い切れません。
骨格に修復歴があっても元通りに復元されてれば、問題無いからです。
修復歴有りの履歴は原則消えませんから、次の転売を考えるなら、買うのも安けりゃ売るのも安いのは心得えてくださいね。
そこで、肝心の判断基準ですね。
試乗するしか方法はない。
知識がある方ならフレームの歪み部分を確認し判断できることもありますが、なかなか難しいです。
ハンドルが左右に振れない、振動しないかをチェック。
ハンドルが大きく振れる場合はアライメントが狂っているか、フレームの事故が治って無いことが多いです。
修復された側に、ハンドルが振れる傾向があります。一つの目安にしてください。
乗り心地などもフレームの歪で変わってきます。
ブレーキの利き具合やタイヤの減り方も見た方が良いです。極端なタイヤの減りは問題があるケースが多いです。
慎重に判断してください。
判断基準(修復歴無し、過去の事故歴の有無)
車を買うからには、事故歴はがあるのは嫌と言う人も多いと思います。
熟練の目が必要な場合が多いですが、簡単に見る方法をお伝えします。
見極めポイントは4つ
パネルの隙間
パネルの隙間:ボンネット、ドア、トランクを閉めた状態で、車のボディの隙間の幅をみます。
例えば4枚ドアの場合、前席ドアと後席ドアに隙間はありますよね?ドアの周り全てに隙間ありますよね?
このように全ての隙間を確認してください。給油口の蓋の周り、ボンネット、トランク・・・
極端に広い、もしくは狭い場合は修復した可能性があります。怪しい場所は左右見比べる分かりやすいです。
ボルトの塗装
ボルトの塗装:これは先程とは逆に、全てのドア、ボンネット、ドランク、給油口の蓋など開けれる部分は開けてください。
例えば、トランクの付け根やキャッチ部分にボルトが使われてませんか?そのボルトの塗装を確認し剥げてると外した証拠になります。
基本的にボディー同色に塗られています。ボンネットの中でボディー以外を留めてるボルトは未塗装ですが、一度工具をかけると傷がつきます。
その傷の有無で、その部位に手を加えたか確認できます。
ドアのヒンジ部分にもボルトがあります。ドアの脱着の可能性を見るのに非常に有効です。
ボンネット内を見る際は、ライト周り、ラジエーターも含む前方を注意してみてください。
シーリングの歪み
シーリングの歪み:パネル接合部、エンジンルームなど車体鋼板の防水や腐食を防ぐために行われています。
車の修復した際はシーリングやり直しする事も多いので、左右均等になってるか、厚みが同じかなど確認してみてください。
塗装してあるシーリングと未塗装があり、塗装してある部分は少し難しいかもしれません。
またドアの縁にある防水加工のシーリング部分。
クルマの側面に衝撃を受けていたら、シーリングの形状に歪みが出ます。交換していないか左右確認しましょう。
トランクの床下
トランクの床下:トランクの床下にシワがよっていないか確認しましょう。また泥、砂、錆も要注意です。
後ろからの追突事故をされている場合、トランクのスペアタイヤが置かれる部分にもシワや歪みが出ます。
先ほどのシーリングも施されていることがあるので、シッカリ確認してください。
最近は事故車のほかに、ゲリラ豪雨や大型台風等で冠水した車は非常に増えています。
ボディの塗装、泥の乾いた後や、酷いサビが無いか確認してください。
一度、水に浸かった車は、購入は避けるようにしたほうが無難です。
年式 距離の確認
走行距離
走行距離は重要な判断材料になります。
色んな考え方があり、毎日乗ってる車が良いとか言われたりします。
また、エンジン自体のコンディションによるので距離は関係ないという考え方もあります。
しかし、機械は摩耗する事も事実ですので、少ない距離の方が傷んでないと考えて良いと思います。
年式
年式は、単純に新しいほど劣化も少ないですが、好みによって必ずしも高年式が欲しいとは限りません。
経年劣化は必ず起きること念頭にいれ、メンテナンスがシッカリ行われているか確認しましょう。
年式 距離に比例しない場所
摩耗、摺れ、汚れ
距離や年数に比例して、汚れ、摺れ、摩耗が生じてくるのは仕方ありません。
しかし、使用方法で大きく差が付きます。
例えば片手でハンドル操作をする人は、ハンドルの擦れが激しいです。両手の運転の人は擦る動作をしないので、摺れてない事が多いです。
同じ距離、年式でも差が付きやすいので確認してみてください。
また、ライトのスイッチ、ウインカーレバー、エアコンスイッチなども使い方で差が出やすいです。
汚れも、オーナーに大きく左右されます。
シートのへたり
見た目でも確認できる場合もありますが、シートの中のスポンジ素材が劣化してる事もあります。
シートは安全性や疲労軽減を考えられて作られています。
安全面も考え、傷んでないシートを選びましょう。
運転席の背もたれ、座面部分は、運転者の体重や体形で劣化度が大きく変わってきます。
慎重に確認してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
修復歴の見極め4つ、簡単にみれますので是非参考にしてください。
中古車業界の線引きする修復歴ありに手を出す場合は、かなり気を付けなければならないのも分かってもらえたと思います。
しかし数年経過した中古車で全く修理した事ない車も、珍しいです。
今、ご自身が乗ってる車を見てください。
ちょっとした擦り傷や、えくぼ凹、ありませんか?
それらの傷は中古車として販売される時に修理されることも多く、修理した場合は「修復歴の見極め4つ」の数個に該当してしまうこともあります。
そこの微妙な判断は、営業マンとの信頼関係によります。
良くコラムなどで見かける「医師、歯科医師に聞いた。診療所を見極めるポイント!」
見たことある人、多いと思います。
自分の身体ですから、慎重になるのも当然です。
色々、書かれていますが、あれ、はたして適切か??と常に疑問に感じています。
医師とのコミュニケーションが全てだと思うんですよ。
どんなに技術があろうが、意思疎通とれないと患者さんの要望すら伝わらないのですから。
一方的に診断され治療されても、困りませんか?
車も同じで、色んな中古車の見極め方がありますが、一番はお店の人とお客の間に信頼関係を築けるか?だと思います。
残念なことに悪徳業者が実在するのも、事実です。
ですので、4つの見極め方法を知っておくのは得策ですが、それだけでは見逃してしまう良車も多くなります。
営業マンと信頼関係を確立し、保証の話も含めシッカリと商談されると良いと思います。
また中古車が業者間で流通するオークションでは、査定表があります。
査定表は、修復歴の有無から外装評価、内装評価など記載されているので最も信用できるので、見せてもらいましょう。
最後まで、お読み頂きありがとうございます。
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恒例の本日のアイボ
アイボパパに抱かれて寝るアイボ❣️ 可愛いなー、ほんとに可愛い🐾😍 メロメロになりますねー❣️❣️❣️ この時間が、最高の一時でした😂🐕 #愛犬追悼#トイプー#トイプードル#秘密結社老犬倶楽部天国支部#といぷーどる部#トイプードル部#といぷー#ほごねこ #トイプードル大好き #ペットロス #今は亡き愛犬#ふあもこ #ふあもこ部 #犬スタグラム#犬好き#ラブペット