毎日、交通事故がニュースになる。
幼い命が奪われるケースが、目を引く。
あーー、またか・・・
胸が痛みます。
はい。アイボパパです。
連日、交通事故が話題になってます。
それに伴い、テレビのトピックとして良く取り上げられています。
少し前にテリー伊藤さんが出演する番組で、高齢者交通事故について討論されてました。
高齢者が関係する、交通事故は12年連続800万件を超えているというデータを基にして。
テリー伊藤さんも69歳になられるようで、高齢ドライバーとして扱われてましたね。
出演者が、「高齢者講習のハードルをあげて、65歳以上で免許返納せざるをえないようにする」とか言ってました。
テリー伊藤さん、反論してましたよ。車好きですからね。
気持ちは、解る・・・・
でも、事故が起きても困る。
そこで、疑問に思ったんです。
アイボパパ(43)が免許を取得した時は、18歳~25歳位までが事故率が高く任意保険も高かった。
果たして実際(真相)の事故件数、どうなの??
目次
警察庁の統計表で、調べてみました。
免許保有者年齢別、交通事故死者数
このデーターから、免許保有人口10万人当たりの死亡事故件数は80歳以上と16歳~19歳が突出してるのが解ります。
また、70歳~74歳が25歳~29歳の死亡事故が同じ位の比率なのが見て取れます。
このグラフから、高齢ドライバーによる事故が多いのが解ります。しかし、30歳未満の事故の多さも見逃せません。
高齢者の歩行中の事故死
このグラフは、歩行中の死者数を表してます。
全年齢層で減少傾向にあります。
高齢者は、おおむね年齢層が高いほど、人口当たり歩行中死者数が多い傾向です。
アイボパパが、このデータも載せようと思った理由は、テレビで反射神経の鈍った高齢者の無謀な横断で事故が起きてるって見たことあって・・・
調べると、事故減ってる事に驚きました。
高齢ドライバー事故は、減っている
75歳以上、80歳以上の高齢運転者ともに、免許人口当たり死亡事故件数は減少傾向にある。
しかし、75歳以上、80歳以上の高齢運転者は75歳未満の運転者の、2倍~3倍多い。
年齢層別、交通事故の状況
年齢層別、免許保有者10万人当たりの交通事故件数の推移グラフです。
このグラフで解る事は、16~19歳、20~29歳、80歳以上に事故件数が多く、それ以外の年代に差異はほとんどありません。
高齢者よりも若者の方が事故を起こしやすい事が解ります。
まとめ
いかがでしたか?
思ってる通りだった。と言う方もいるかも知れませんが、大多数の方が思ってたのと違うと感じたと思います。
今回は警視庁のデータを引用してますが、自動車保険会社のデーターも見てみたいですね。恐らく同じ結果になると思います。
高齢者の事故割合は、昔の方が多く交通事故数は減っている。免許保有率は2倍になってる。
政府は人生100年時代を掲げ、定年や年金受給を遅らせるのに免許証の返還だけを促す風潮は、どうなんですか??
高齢ドライバーが起こす事故を許すわけでも無いし、仕方が無いとも言いません。
事故を起こせば年齢に関わらず、加害者です。
高齢ドライバーの起こす事故に、世間の関心する目が集中し、マスコミ、報道機関も興味を掻き立てるような状況はいかなるものかと思います。
高齢ドライバーと一括りにして議論されますが、ヒトの能力は千差万別です。
この現状を理解し、対策を講じて欲しと願います。
最後まで、お付き合い頂きありがとうございます。