AIBO blog by DAIKI

最愛のアイボとの想い出 毎月4日は100%更新します ※旅行中を除く

海外旅行 狂犬病には要注意!!!

今日のニュースで、ノルウェー人女性が狂犬病で亡くなったことが書かれていました。


フィリピン旅行中に助けた子犬とじゃれ合ってる時に指を噛まれ、狂犬病を発症し死亡したようです。


犬を飼ったことがある人なら狂犬病の予防接種が義務付けられてるので知らない方はいないと思いますが、多くの人は身近な病気では無いですよね?


しかし海外旅行に行かれる方は、気を付けなければいけない感染症なのです。


と言うわけで、アイボパパです。


今日は、海外で気をつけないといけない感染症(狂犬病)についてです。


目次

狂犬病の発生状況


狂犬病の発生状況は、日本、英国、スカンジナビア半島の国々など一部の地域を除いて、全世界に分布しています。


厚生労働大臣が指定する狂犬病洗浄地域(安全地域)は、日本、アイスランド、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー諸島、ハワイ、グアム、アイルランドスウェーデンノルウェーの一部、英国の一部となっています。


日本では、戦後に激減し1957年以降は3人確認されているが、いずれも旅先で感染し、帰国後発症して死亡しています。

我が国における発生状況




1970年

2006年

死亡者数

1人 (※1)

2人 (※2)

犬の発生数

発生なし

発生なし

※1 ネパールを旅行中、犬に咬まれ帰国後発病、死亡した輸入症例。
※2 フィリピンを旅行中、犬に咬まれ帰国後発病、死亡した輸入症例。


世界保健機関(WHO)によると、年間の死亡者数推計 55,000人(うち、アジア地域31,000人、アフリカ地域24,000人)となっています。


狂犬病の宿主


多くの肉食陸上動物


感染経路


狂犬病にかかった動物(罹患動物。アジアでは主にイヌ)に咬まれた部位から、唾液に含まれるウイルスが侵入


通常、ヒトからヒトに感染することはなく、感染した患者から感染が拡大することはない。


症状(ヒトの場合)

潜伏期は、1~3カ月間程度

○前駆期:発熱、食欲不振、咬傷部位の痛みや掻痒感


○急性神経症状期:不安感、恐水及び恐風症状、興奮性、麻痺、幻覚、精神錯乱などの神経症


○昏睡期:昏睡(呼吸障害によりほぼ100%が死亡)


症状(イヌの場合)


潜伏期は、2週間~2カ月間程度


○前駆期:性格の変化と行動の異常


○狂躁期:興奮状態(無目的な徘徊、目に入るものを頻繁に咬む)、光や音の突然刺激に対する過敏な反応


○麻痺期:全身の麻痺症状による歩行不能、咀嚼筋の麻痺による下顎下垂と嚥下困難、舌を口外に垂らしながら流涎、昏睡状態になり死亡


治療(ヒトとイヌ)


発症後の有効な治療法はない



致命率(ヒトとイヌ)


ほぼ100%の確率で死


「最も致死率が高い病気」として、後天性免疫不全症候群エイズ)と共に、ギネス世界記録に記録されてます。


予防(ヒト)


罹患動物に咬まれた場合、ワクチン接種等により行う。


海外の狂犬病発生国で頻繁に動物に接する場合には、渡航前に狂犬病ワクチンを接種しておくことが望ましい。


予防(イヌ)


年1回の予防接種が義務づけられている。


まとめ


このように、発症すると死亡する感染症は非常に怖いですよね。


罹患動物に噛まれたら、発症する前(スグ)にワクチン接種です。


覚えておいてください。海外でイヌに噛まれたらスグ病院に駆けつけ、ワクチン接種です。


その場でできる事は、流水で流す


怪我、傷した時は、流水で流す事もお勧めです。


今日は、以上です。


最後まで、お付き合い頂きありがとうございます。


今日は、母の日ですね♪


実家に何か買って帰ります。

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3年前のボン。いつもの公園を、いつものように駆け巡ってた頃の写真(^.^)