AIBO blog by DAIKI

最愛のアイボとの想い出 毎月4日は100%更新します ※旅行中を除く

意外と知られていない、たけのこ掘りの試練の数々

こんにちは。アイボパパです。


「アイボが旅立った原因を、少しマニアックに究明してみた!!②」、は、後日に書きたいと思います。


今日は、日曜日の出来事のメモです。ラフな感じの内容です。



日曜日、毎年この時期にしている、恒例行事をしてきました。


その恒例行事とは、筍堀りです。


筍堀りした事ありますか?


春を感じる食材「筍」、美味しいですよね!


買うと、一本500円前後くらいですかね?! 


皮をむいたら食べれる部分は少しだし、少し高いイメージありませんか? (私だけだったりして・・・)


少し高いと思った人でも、筍堀りを経験すれば納得できると思いますよ!


何故なら、いくつもの試練を越えなければ、手にすることが出来ないからです。



試練Ⅰ


10時半くらいに竹林がある場所に到着し、スコップと鍬(くわ)を持って竹林に入って行きます。


全く手入れしてない竹林なので、枯れた竹や、折れた竹が行く手を阻みます。


しかも、結構急な斜面で枯れた葉と砂地で滑りやすい、シッカリしてそうな竹で体を支えながら進みます。


たまに撓った細い竹の枝が、攻撃してきます。顔などにあたると、カナリ痛いです。



試練Ⅱ


少し行った所で見知らぬ人が、たけのこを手に持ち立ってたので、「結構、採れましたか?」と話しかけてみる。


「全然、アカン。こんなん一本だけや!」と言いながら、一本のたけのこを見せてくれました。


そうかー、毎年来てるけど、見つけるのに結構苦労するしなーと思いながら・・・


筍は少し顔を出した物を探して、掘り起こします。


顔を出してる筍を探す事には、目利きが必要です。


サンプル画像を添付してますが、実際はもっと見えにくいです。

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こんな感じで顔を出してます。サンプル画像です。


テレビで観る、筍掘りみたいに簡単に見つかりません。



試練Ⅲ


そうこうしてたら、足元に少しだけ顔を出した「筍」を発見、すぐさま砂を削って、掘って。


小さいなーと思いながら、更に掘って根の手前で切る。やはり、小さい。


この掘る作業、凄く大変です。初心者が売られてるサイズの筍を掘る場合、根の手前まで綺麗に掘り出すなら約20分~かかります。


その理由は、竹の地下茎が密に貼り巡っていて、スコップなど何の役にもたたないです。たたくと金属音が返ってきます。


その根を避けながら掘るのですが、なかなか隙間も無く掘りだす事が出来ません。


根に囲まれた筍は、いくら砂を削っても、うんともすんとも動きませんよ。凄く強いんです。


一番最初に掘り出した筍のサイズは、先端から根の手前まで18cm位。実際食べれる部分だと8㎝位だと思います。

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真ん中の筍 高さ18cm位 (画質悪くてすみません)



試練Ⅳ


筍って、凄くハエが集るんですよ。 「えっ?」って思ったでしょ??(これは、私だけでは無いはず・・・)


筍堀りした事ない人はイメージ付きにくいと思いますが、筍を見つけ掘り始めると数十匹~のハエが、筍にブンブン集ってきます。


土の香りと、筍の皮の匂いで集まるようですが、恒例行事で毎年行っててもハエの多さに少しひいてしまいます。


掘りだした筍を袋に入れて置いて、次の筍を掘って戻ると袋の中はハエだらけです。(大げさじゃなくて)


そんな筍狩りを終え、昼ご飯を食べてラッシー家のガレージで取れ高の確認。

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大人4人 子供1人で、約90分かけて得た筍。道具が人数分無かったから、次回は道具を整えて行きます。



試練Ⅴ


試練では無いですけど、竹林の管理も結構大変です。


今回の筍狩りの場所は、もちろん私有地です。周りは住宅地なので、この場所の竹林は放置していても近隣の方が筍を採ってくれるので、そこまで酷い状態にはならないですが、竹林以外の部分は年2回の草刈りなど、手を入れはかかせません。


最初に登場した、手に筍を持って立ってた方は完全に部外者ですが、少しでも筍を採って貰わないと竹が建物を破壊する恐れもあるので大歓迎な訳です。


筍代金には、竹の管理費用が大きいかもしれませんね。

その後


その後は、筍を分けて配ります。


ラッシー家は、ご近所さんにも配ってました。


勿論、アイボパパの実家にも。しかも、週一に絶対帰る、日曜日だし。


ボン(アイボ)と一緒に帰る事は出来なくなったけど、ボンは実家に眠ってるので、ほんの少しボンに会える気持ちが。


実家に到着後、ボンのお墓に手を合わせました。


母親がアイボのお墓に花をお供えてくれていて、実家にして良かった。


ボンのお墓に植えた木を、撫でたくなります。


でも、アイボの記念樹は「金柑」なので、トゲが凄い。


そもそも、木を撫でることは出来ないんですけど、そういう気持ちになります。なので、エアー撫で撫でしてきました。


数時間後、夕食の時間になり両親の筍ずくしの手料理(筍のちらし寿司、若竹煮、木の芽あえ)に舌鼓を打って大満足な1日でした。


アイボパパ家では、筍の若竹煮と、木の芽あえは親父の料理と決まっていて、今回も例外なくそうでした。美味かった。


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筍の若竹煮 写真撮るには盛り付けが悪かった。反省。

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寝てる時に、クッションから完全にズリ落ちて目を覚ますボン。撫で撫でしたいなー。


最後まで、お付き合い頂きありがとうございます。