AIBO blog by DAIKI

最愛のアイボとの想い出 毎月4日は100%更新します ※旅行中を除く

「児童虐待」をしてしまうのは、実母である事実!

※虐待する親を責める内容ではありません。

虐待する親も子供同様に傷ついています。


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虐待と言えど、その対象も行為主も様々であり、

情動と気分(感情)がある以上、誰もが起こりうるものだと思います。


まず、虐待の現状を見てみましょう!

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虐待の種類

児童虐待の種類は大きく4つに分類されます。

  • 身体的虐待:殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけど、溺れさせる、首を絞める、縛る、一室に拘束する など
  • 性的虐待: 性的行為、性的行為を見せる、性器を触る又は触らせる、ポルノグラフィの被写体にする など
  • ネグレクト:育児放棄、閉じ込める(家、車など)、食事を与えない、ひどく不潔にする、病院に連れて行かない など
  • 心理的虐待:言葉で脅し、無視、兄弟間での差別的扱い、子供の目の前で暴力をふるう(DV) など

※経済的虐待: 本人の合意なしに財産や金銭を使用し、本人の希望する金銭の使用を理由なく制限すること(主に高齢者虐待)


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児童虐待の分類

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高齢者虐待の分類


上記に挙げた中で「身体的虐待」が、児童虐待、高齢者虐待とも最多で、

2番目に、心理的虐待、続いてネグレスト(介護等放棄)、性的虐待となります。


身体的虐待が最多となる理由は、

一過性の情動や気分のコントロールができないことなどが挙げられます。



虐待者別

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児童虐待の虐待者別分類

虐待者別分類で見ると、実の親が一番多く

半数以上が実母なのが解ります。


子供と接する時間が一番長く、

育児不安など精神的ストレスを一番抱えることなどが挙げられます。


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高齢者虐待の虐待者別分類

介護施設での身体的虐待が多く見られます。


グラフで一番濃い青色で示される介護保険3施設とは、

介護老人福祉施設、介護老人保健施設介護療養型医療施設を表します。


施設に任せきりで家族の支えがないことなどが挙げられます。



虐待を受けた子どもの年齢構成別と、被虐待高齢者の要介護度と虐待の種別の関係

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虐待を受けた子供の連例構成別比較


小学生が一番高く、3歳~学齢前 、0歳~3歳未満 の順に低くなります。


個人差はありますが情動の完成は5歳と言われ、

自己主張が強くなってくることなどが要因に挙げられるでしょう。


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被虐待高齢者の要介護度と虐待の種別の関係


被虐待高齢者の要介護度と虐待種別との関係では、

「身体的虐待」と「心理的虐待」では、要介護度が重い方の割合が低く、

「介護等放棄」ではその逆になる傾向がみられます。《統計的有意差あり》


要介護度が重い人は介護者の意図に反する言動が少なく、

介護者の感情に触れないことなどが挙げられます。

その分、要介護度が重い人は介護等放棄が行われやすくなっています。


この統計を見ると、虐待の詳細が解っていただけたと思います。


これらの虐待行為は決して許さるものではありません


今回は児童虐待をメイントピックに掲げていますが、

高齢者虐待も深刻な問題となっています。

今後、超高齢者社会は拡大していきます。

国民の責務として、

国民は、高齢者虐待の防止、養護者に対する支援等の重要性に関する理解を深めるとともに、

国又は地方公共団体が講ずる高齢者虐待の防止、

養護者に対する支援等のための施策に協力するよう努めなければなりません(第4条)。


【統計は厚生労働省のホームページから引用しています】



児童虐待は増加している

児童虐待のニュースが取り上げられると、

「なぜ、このような悲劇が起きたのか」と世間を騒がせます。

しかし、「虐待をしている親」を批判しても、解決に繋がりません。

実際、事件が起こるたびに批判し各関係部署が対策を練っても、

事件数は増加をたどる一方です。


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虐待をする親が悪いのか?

児童虐待防止法の法律を破っているので、

間違いなく「わるい」行為なのは間違いありません。

しかし虐待は家庭内で起こる親子との関係性の問題です。


虐待をしなくて良い環境を作るには虐待行為を批判するのではなく、

「なぜその行為をせざるを得なかったのか?」

「なぜ、このような行為をする事態を招いたか?」

「なぜ、教育の枠を超え虐待に至ったか?」

という家庭内の背景に目を向けることが重要です。



虐待する親の要因

  • 育児不安:子育てが思うようにいかない・不安のストレス
  • 親自身が虐待を受けた経験:児童福祉施設で暮らした経験あるなどの精神的トラウマ
  • 病気や障害:体調不良による養育力の低下
  • 精神的に不安を抱えてる:アルコール依存・産後鬱

子供の要因

  • 病気や障害
  • 育てにくい子供

家族をとりまく要因

  • 不安定な夫婦関係
  • 経済的不安
  • 地域などからの孤立


勿論、これ以外の原因もありますが、

上記の3つの関係が重なり合うと虐待に繋がりやすいと言われています。


母の仕事は何よりも過酷

この動画の内容は母親業を凄く良く表現されています。

⬇⬇⬇原文(英語)
www.youtube.com


⬇⬇⬇和訳付き
www.youtube.com

American Greetings社が母の日のメッセージカード広告の為に制作した動画です。

母親業を仕事だと仮定して考えてみてください。

母親は24時間、365日休むことなく母親業をしています。

その過酷な状況を耐えうる精神力は並大抵ではありません。

参ることが当たり前の、大仕事なわけです。



まとめ

先程の大仕事を独りで抱え込もうとすると、

自分のコントロールを失うことになります。


特別な人がコントロールを失うのでは無く、

誰しもが環境の変化や家庭での背景が変わることで失う可能性があるのです。


大仕事を独りでこなそうとはせず、周りにSOSを出して助けを貰いましょう。

誰しもが困難な大仕事をしてるわけですから、人の助けを借りて当たり前です。

今の時代はSNSで助言を求めることも可能です。

ストレスや悩みを聞いてもらうだけで、楽になれることも多いです。

困った時は、「189」「イチ ハヤ ク」に電話してください。

児童相談所全国共通ダイヤルで、24時間365日対応してくれます。


母親自身の本来の自分を見失わないでください。

そして自分を追い込まないでください。

もし見失いそうになったら周りに助けを求めてください。

一時の感情コントロールを見失うと、

エスカレートする傾向にあります。

何より無理をしないで欲しいです。

一時的に感情コントロールを失うと必ず最後は自分が後悔することになります。


私は最愛のアイボ(犬)と19年間共に生活をしてきました。

とても可愛く大好きで、何より可愛がってきました。

そんなアイボも高齢犬になり、

少しずつ自立が困難になってきてご飯を全て食べさせることに...

でも、食べてくれようとしません。

朝、出勤前で時間無い時は「いい加減にして!」と何度も思いました。

時には無理に食べさそうとしたことも...

そして、アイボが旅立ちました。

あの時に無理に食べさせてゴメン。

凄く後悔してます。





今回もご覧くださり、ありがとうございました。




下の写真の白くて小さいワンコが、アイボパパが愛してやまないAIBOです。

今は旅立ってしまいましたが、このブログの看板犬です。

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