結婚もした事ないのに、究極の恋愛論を語ろうとする、アイボパパです。
とは言え、面白くもない私見を書いたりはしません。
ご安心ください。とても権威ある人の恋愛論の紹介(説明)です。
日本には、監察医制度と呼ばれるものがあるのをご存知ですか?
監察医制度とは、飢餓、栄養失調、伝染病等により死亡が続出していた終戦直後に、これらの死因が適切に把握されず対策にも科学性が欠けてため、公衆衛生の向上を目的として、連合軍総司令部(GHQ)が、国内の主要都市に監察医を置くことを日本政府に命令したことにより、昭和22年に創設されたものなんです。
1 監察医制度の概要
① 監察医制度の目的
○ 監察制度は、死因不明の死体を検案又は解剖して死因を明らかにすることにより、公衆衛生の向上等に資することを目的とする制度である。(犯罪捜査を目的とした制度ではない。)② 監察医の業務内容
○ 監察医は、死体解剖保存法に基づき、死因の明らかでない死体について、以下の業務を行う。
ア 死体の検案を行うこと
イ 検案によっても死因の判明しない場合に解剖を行うこと(遺族の同意は不要)③ 監察医を置くべき地域
東京23区内、横浜市、名古屋市、大阪市及び神戸市(設置主体は都府県であり、自治事務)④ 監察医による検案・解剖の対象
○ 法律上、伝染病、中毒又は災害により死亡した疑いのある死体その他死因が明らかでない死体が検案・解剖の対象。
外表検査で判断出来ない異状死体に対して、身元確認や死因得ていを行う際は解剖が行われます。
この制度を皮切りに、死因究明に関する様々な制度ができて今日に至ります。
せっかくなので、日本で行われる解剖の種類も見てみましょう。
解剖は、4種類に大別されます。
❶正常解剖(系統解剖):人体解剖の習得が目的(医大、歯科大等の大学病院)
❷病理解剖:病因の解明を目的。(病院)
❸行政解剖:監察医解剖(地方自治体)と承諾解剖(警察、地方自治体)があり、公衆衛生学的問題の解明を目的。
❹司法解剖:犯罪事件の解明を目的。(国)
上記の解剖は、解剖医・法医・病理医死体解剖資格認定者等の人が行います。
勿論ですが資格のない者が死体に手を加えると、死体損壊・遺棄罪で罰せられます。
冒頭で触れた権威ある人とは、日本の法医学者、医事評論家、作家の、上野 正彦先生です。
上野 正彦先生の著書、監察医が見た死体の涙で、以下のように述べられています。
人間の細胞の核の中には46個の染色体があるが、精子と卵子は減数分裂して半分の23個しか持っていない。
精子と卵子は常に求め合い46個の成熟細胞になりたがっている。
46個になった途端に細胞分裂が始まり10カ月後には一個の細胞が60兆の細胞となり人間をつくっていく。
つまり男と女は恋愛という言葉で美化されているけれど、生殖細胞が求め合ってるだけの単純な構図になる。
それを別の言葉で文学的に言うと、「愛」と言う。
花でも染色体の数が合えば桜とチューリップと実を結ぶのは可能だが、染色体の数が違うから実を結ばない。
人間と羊がセックスしても子供ができない。だから、求め合わない。
人間の人種が違っても求め合うのは、染色体が同じで求め合ってるからで、子供ができる。
このシンプルな構造を知っていれば、もっと楽に人生を考えることができたのではないか?
これ!
これですよ!
恋愛って言うのは、これなんです!
これぞ、究極の恋愛論ではないでしょうか?
ボン(あいぼ)とは染色体が求め合って無いのに好きだった。勿論、今も。
ボンとは、究極の愛を超えた、「愛」なんだな(^^♪
最後まで、お付き合い頂きありがとうございます。