AIBO blog by DAIKI

最愛のアイボとの想い出 毎月4日は100%更新します ※旅行中を除く

命を繋ぐ薬 ボン(アイボ)の常用薬                       

こんにちは!


ブログ更新するたびに悩むこと。


それは読んでくださる方々に挨拶をしたいと思いながらも、挨拶から始まるのって変?と思い他のブログを覗いてみたら挨拶してる人もいたので、挨拶から書いてみました。


そう、読んで御気付きの方も多いと思いますがブログ初心者+文章を書くのも久々、もっと言うとドメインを取得しなくても始めれる事も知らなかったアイボパパなのでした。( ;∀;)



前置きはこれ位にして、本題に入っていきたいと思います。


今まで過去のブログ、アイボ紹介(1)~(5)で書いたとおり病気と付き合っていく事になったボン(アイボ)ですが、生きていくのに2番目に大切なのが薬です。


あえて2番と書きましたが、一番は「生きる喜び」。


喜びがあってこそ犬生だと、ボンは思ってると思うんですよね。



ボンの喜びは何か?



食べ物? No

アイボパパ? No 


アイボパパ的には淋しいですが、ボンには愛してやまない友達(恋人)がいるんです。名前はラッシ―。


この話は、もう少しゆっくり書きたいので後日書きたいと思います。


話が脱線してしまいましたが、2番目に大切な薬


アイボパパはボンが薬漬けになるのを恐れ、動物病院の先生に最少量の投薬でお願いしてきました。
(今は最小量ではコントロール出来なくなってしまってます)


常用薬は3種類です。

①エースワーカー(主成分:テモカプリル塩酸塩)

②dsピモハート (主成分:ピモペンダン)

③ ニトロール  (主成分:硫酸イソソルビド)

これらの薬を常用しているワンちゃんは多いと思われますので、もう少し詳しく書きたいと思います。


①エースワーカー(テモカプリル塩酸塩)は、ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素を阻害)と言う薬です。

 作用は、大きく分けて3つあります。

・血管拡張→血管が膨らむイメージ=血圧低下=高血圧の人の適応=間接的に心臓

・アルデステロン分泌低下→Naイオン・水の排出=体液量の減少=肺水腫

・心臓保護作用、腎保護作用=心臓(心臓弁膜症)、腎疾患


②dsピモハート(ピモペンダン)は、PDEⅢ阻害薬(ホスホジエステラートⅢを阻害)と言う薬です。

 作用は、大きく分けて2つです。

・心筋の細胞内Ca(カルシウムイオン)濃度増加=心筋収縮力の増強=心臓

・血管平滑筋の細胞内(カルシウムイオン)濃度増加=血管平滑筋弛緩=血管拡張=間接的に心臓


③ ニトロール(硫酸イソソルビド) 狭心症の治療薬ニトログリセリンとほぼ同じ作用の薬です。

 作用は、血管の拡張です。

・動静脈の拡張=心臓

・冠動脈の拡張=心臓


赤字部分がボンに必要な薬理作用になります。

尚、血管の拡張作用は心臓に酸素を送りやすくするという意味で肺水腫での酸素不足を補う作用もあります。


上記の薬にボンの命を託してます。


あと、①の副作用に空咳があります。

ボンは心疾患が原因の咳をしてるので獣医さんに相談しましたが服薬したほうが良いとの返事でした。

もっと良い薬を知ってるという方、良い情報をお持ちの方は、是非コメントで教えてください。


その他に、常用ではありませんが利尿薬(確かラシックス)とステロイドを飲んでます。


サプリメント系は、後日お伝えしたいと思います。
     

     
ボンが一番最初に発作を起こしてから、約8か月が経過したところです。


書くのも怖い事なんですが、心疾患が原因で肺水腫(失神)を起こしたワンちゃんの平均寿命は9か月と言われたりします。


2度目の呼吸困難(失神)も遅いか早いかの差はあるけども、必ず起きるようです。



アイボパパの願いは、「ボンに頑張ってくれ!」なんて思ってないんですよ。


ただ楽しく過ごして欲しい苦しまないで欲しい。


毎日、それだけを願ってます。


少し重たい内容ですが、今回はこのへんで!


次回は、今日の冒頭でも少しふれた「ボンの恋人」について書きたいと思います。


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8歳の頃のボン。可愛すぎるとアイボパパは思う。

最後まで読んでくださってありがとうございます。